思春期娘に悩む私に刺さった本。「ありか」を読んだ私の読書感想。

自分
スポンサーリンク

*当サイトは、アフェリエイト広告を利用しています

ご訪問ありがとうございます。

こんにちは、たまみです。

今回瀬尾まいこさんが書いた「ありか」を一気読み!

きっかけは図書館の予約数が多くて、

面白いのかなと思ってただ予約しただけ。

内容などまったく知らない状態で図書館で予約したのですが、

やっと順番が回ってきました。

これ、働いている女性だと共感部分が多いのではないかな。

久しぶりに一気読みした本だったので、自分記録です。

スポンサーリンク

「ありか」を読んだ感想

この本はシングルマザーの美空と保育園児年長さんの娘ひかりの1年間の物語。

この美空の心情が自分と重なって、どんどん心に刺さる本でした。

中盤は私は号泣。

なんか自分の歩んできたことが一部本になったイメージ。

1歳で保育園に入れた娘と重なった。

預けた時に泣く娘の顔と声。

初めていく保育園は罪悪感、そこまでして働く意味とはとか考えていた時期。

慣れてくると帰ってきてからの、18時~21時までの怒涛の3時間。

どの家庭も一緒だったのだなと感じる。

そして出てくる登場人物の温かさ。

ママ友、義理母が自分の環境と重なり、

恵まれた環境なんだなと認識したり。

私たち家族は転校してから半年でコロナ禍になり、

子供達が高学年になるとママ友作りを積極的にしなくなってしまった。

挨拶したいなぁと思っていたのに、

結局授業参観や保護者会でわざわざ探すことをしないから、挨拶しなかったり。

子供が仲良くしてくれている人に挨拶するって当たり前だよなぁと当たり前のことに気付けた。

小さな幸せを見つけることの大切さを子供達に伝えていたのに、

自分が忘れていたのかも。

子供はどんどん大きくなっていく。

もう年長だった娘も、息子もいない。

でも中学生と小学生の子供達はいる。

あの頃と私の役目は変わってきているけど、

でも変わらないものも沢山ある。

「子育てって永遠に続くものだって、だからゴールがなくてしんどいって思ってたけど、終わりの連続だよね」

「抱っこの時期が終わって、そのうち手をつなぐ相手も私じゃなくなって、自分のことを自分でして。ママママって言われなくなるの、うれしいけどさみしいよね」

「ありか」瀬尾まいこ より一文を引用

もうこの通りなのよ。

1年前にちょうどママ友も同じ話をしたことを思い出した。

最後に一緒に入ったお風呂はいつだったのだろう。

最後に一緒に寝たのはいつだったのだろう。

いつの間にか最後が過ぎ去っている。

それは「今日が最後」という区切りがないから。

毎日を大切にしたいよね。

そんな初心に戻った本でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました